理事長・園長挨拶

理事長 挨拶

人には、他の人を思いやる遺伝子(思いやりの心)と、自分本位な遺伝子(自己欲求の心)の両方が、生まれながらにプログラミングされています。この「他の人を思いやる遺伝子」をスイッチオンにするために、子どもの環境を作り支援をするのが、親の役目であり、保育・教育に携わる者の重要な仕事になります。
 私たち大人も、未完成で未熟なわがままな存在であり、人の悪口を言ったり嘘をついたり、自分を正当化しようと対立します。大人が自分自身の思いやりの心をスイッチオンにして、自分でさえ満足できればという自分本位な心をスイッチオフにすることを心掛けて生活することが、子どもの思いやりの心をスイッチオンすることに繋がります。

人は、学習して成長することのできる存在であり、良い人間になるための学習は一生涯続く永遠のテーマです。

園長 挨拶

大好きなお父さんやお母さんから離れて生活する初めての「社会」、そして初めての「先生」という大人との出会いがこの園生活であり、子どもたちにとって、この園生活は、不安でいっぱいのスタートとなります。当園では、そんな子どもたちが毎日楽しく園生活を送れるように、一人一人の気持ちに寄り添い、温かい雰囲気の中で日々の保育をしております。
 また、幼児教育は、大人になるための大切な土台作りの時期でもあります。目先の成長だけを考えるのではなく、その先の将来の子どもたちの姿も見据えながら、当園の建学の精神にもある「意欲と思いやりの心」をしっかりと育てていきます。

そのためには、保護者の皆様との連携が必要不可欠となりますので、当園では、保護者の皆様とのコミュニケーションを大切にしており、こちらから保護者の皆様にお子様の園での様子をお伝えするだけではなく、保護者の皆様にも、ご家庭でのお子様の様子も聞かせていただき、共に子どもたちの成長を育んでいきたいと考えております。

どんな小さなことでも構いません。お子様の事でお悩みのことがありましたら園までご相談下さい。また、悩み事だけではなく、ご家庭で頑張っていることや楽しかった出来事などをお話していただき、保護者の皆様と一緒に悩み考え、そして喜びを共有していきたいと思います。

最後に、この地域には、幼稚園・保育園・認定こども園が数多くありますので、親としてどんな子どもに育って欲しいかを第一にお考えいただき、当園を含めまして園選びをしていただければと思います。